こんにちは。富士支店リフォーム課の澤田です。
今年度もよろしくお願いいたします。
今回のテーマは蓄電池。
災害対策や節電対策として、年々蓄電池の需要が増えており、
先日、私もお客様のお宅に設置させていただきました。
蓄電池は、充電を行うことにより繰り返し使用することが出来る電池です。
分かりやすく言うと大型の充電器(バッテリー)です。
太陽光発電設備で作り出した電気や、電力会社から買った電気を貯めておき(充電)
貯めた電気を使う(放電)ことができます。
そのため、停電時や災害で電気の供給が止まってしまった場合でも、
蓄電池に貯めておいた電気を使用することが可能となります。
蓄電池には「全負荷型」と「特定負荷型」の2種類があり、
まずはどちらのタイプにするか決めます。
全負荷型
![]() 停電時も家全体の電気が使用可能
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特定負荷型
![]() あらかじめ設定した特定の範囲・コンセントで使用可能
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◆全負荷型の特徴
電力会社との契約内容にもよりますが、ほとんどの一般家庭で60Aまで、
全ての部屋で電気を使用することが出来るタイプです。
多くても60A~10kVAという契約なため、お家の全ての部屋やコンセントから電気を使用することが可能です。
◆特定負荷型の特徴
事前に指定した特定エリアにて、電気を使用することが可能です。
商品によりご利用可能なアンペア数は異なりますが、15~20A(約1~2回路)までの回路を選択可能です。
「停電時にどの部屋の電気を使えるようにするか」が選ぶ際のポイントとなります。
ムダな電気の消費を抑えられるため、全負荷型よりも長時間電気を使うことができます。
今回のお宅には、ニチコンの11.1kWh、全負荷単機能タイプを設置しました。
蓄電池の本体は重量が200kg近くあります。
そのためレッカーを使って搬入し、大人3人がかりで設置します。
また、それだけの重量を受けるので、設置する場所に基礎が無い場合は基礎を作ります。
基礎は厚み5㎝程、型枠を組んでコンクリートを流します。
コンクリート打設工事自体は1日で完了しますが、しっかり固まるまで1週間ほど待ちます。
基礎が完成したら、あとは電気業者さんで蓄電池を取付して完了となります。
お家の中には分電盤のような機械と、リモコンが設置されます。
実際に工事を行ったのはたったの2日!(コンクリートの養生期間は除く)
もっと日数がかかると思っていた方はいませんか?
意外と簡単に設置できますので、気になっていらっしゃる方はぜひ、お近くの支店にお問い合わせください!(※お客様のお宅の状況によっては工事内容や工事期間が異なります。)
ではまた次回のブログでお会いしましょう(^^)/
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