皆さま、はじめまして。
プランナーの西崎と申します。
このところ痛いくらいの寒さが続いていますが、そこかしこで梅や早咲きの桜が咲き始め、
春が着実に近づいていることを感じます。
以前の住まいは南側に大きく窓があり、日当たりのよさや風通しが重視されていましたが、
ここ静岡は温暖な気候に恵まれたせいもあってか、暑さ寒さに関してはあまり気にされてはいなかったように思います。
上の写真は、昭和17年に建てられた建築家・前川國男氏の自宅です。
南側の壁は全面が窓になっているので、とても明るく解放的。
窓の外の景色まで建築の一部として取り込まれています。
夏の暑さをしのぐため、間取りは風通しを考えて決められており、
夏の日中の陽の角度を計算して軒の長さを決められたそうです。
現在はエコが重視され、断熱性能やエネルギー削減を数値化することが当たり前のようになってきています。
もちろんそれが健康や暮らしやすさ、安心につながることもありますが、
数値化できない心地よさや季節のうつろいを感じられる住まいづくりも大事にしていきたいなーと思っています。
↑すのこ天井から光と風を取り込む住宅
これから、こちらのブログでもこういった事例も紹介していきたいと思います。
今後もお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
#tokaiリフォーム #TOKAIWiLL