リノベーション工事9日目。
モデルルームの現場では、コンクリートの壁面に木材が打ち付けられていました。
この木材を土台に、これから壁となる石膏ボードを取り付けてゆくようです。
工事中のマンションは、「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」という構造です。
マンションのチラシなどでよく見かける言葉ですね。
私はRCS造の現場を見たのはこの今回が初めてなので、
木材の打ち付けられ方にも驚いてしまいます。
ところで、「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」
どうして「鉄×コンクリート」なのでしょうか。
学生時代に学んだ事を思い出すと……
金属は引っ張ると延びる性質があり、
特に鉄は炭素を組み合わせると非常に強い金属に変わると習ったなあ。
でも、酸化してさびてしまいやすいんだっけ。
そうなんです。
鉄は、しなやかさと強さを持ち合わせている反面、酸化してさびやすく、高温で変形しやすいという特徴があります。
では、コンクリートは……??
コンクリートは、圧縮には強いが延ばすと割れてしまう特徴を持ちます。
また、強アルカリ性ですなので錆びにくく、火や熱に非常に強い事も特徴です。
ということは、
お互いに強みを活かし、弱みを補いあっている……!!!
鉄をコンクリートで覆う事で、鉄のしなやかさとコンクリートの耐久性・耐火性を兼ね揃えた
頑丈で安全な建物を作る事ができるのですね。
なんという素晴らしいチームワーク!
コンクリートの壁を見つめ、感動してしまったのでした。
次はどんな発見があるのか楽しみです。
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